雨引の里と彫刻 2022

かまえ2022―H
黒花崗岩
125×95×95 (h)cm

この作品は切削された一定規格の黒花崗岩を１２個組み合わせ、 中に空間のある直方体を作り、各面を彫り込んでいったものです。 一番苦労したことは表面積が多く、一日仕事をしても今日一日 どこをやったのか解らないほどで遅々として進みませんでした。

雨引の里と彫刻 2019

さがしもの
石灰石
60×58.5×89 (h)cm

私はこの作品を通して私が最も快く感じるかたちを探しています。
それは形態のみならずそれを通して私の気持ちが快いものを探し求め、タイトルとしました。

雨引の里と彫刻 2015

林に吹く風 15-B
石灰石
71×22×53 (h)cm

林に吹く風 15-C
石灰石
135×30×90 (h)cm

この作品で林に吹く風を表現しようと思いました。 ご自分が風になったつもりで石の隙間や空間を、そして穴の中を通り 抜けて楽しんでみてください。

雨引の里と彫刻 2013

内側のかたち-13PLS
石灰石
45×132×80 (h)cm

今回使った石は大理石よりもやわらかい素材のため、形をなるべく大きくとり、本来は細くしぼるべきところも素材の持つ強度とのかねあいの中、自分が感じる可能と思われるところまでとし、内側の曲面が持つ柔らかさの表現を重視した。

雨引の里と彫刻 2011 　冬のさなかに

内側のかたち-10LS-CARPA
石灰石
79×73×146 (h)cm

私の作品は四角い石の外形を極力残し、内側を自由な形で空間・量を作ろうとした。その意図は外側の幾何形態と表面及び内側の有機形態のバランスを求めた。手を加えてない部分に着色、彫った部分は素材の色で残し、そのバランスを強調しようと試みた。

雨引の里と彫刻 2008

内側のかたち08-3 ORGANO
黒花崗岩
88×58×147 (h)cm

外側を幾何学的な単純なかたちとして認識し、内側を幾分複雑で機的な形で形態を追っていく、という考え方で作品を作っています。
また色についてはオレンジと白という日本の神社などで古来より使われている、言って見れば私にとって日本の色、そして今回のテーマカラーという認識のもとにこの色を使いました。

雨引の里と彫刻 2006

内側のかたち06-1
黒花崗岩
80×130×85 (h)cm

この作品は、原材料の塊の持つ大きさを最大限に生かしつつ、その塊の中に空間を作り出していくという考えで制作しました。結果的には石で出来た籠状のかたちとなりました。そしてそのかたちはあるアングルからは二つの三角錐の組み合わせと感じられるような形態を目指しました。

第5回　雨引の里と彫刻

内側の形 CU-GM
黒御影石
90×90×90 cm
約400 kg

第4回　雨引の里と彫刻

INSIDE FORM-3B
黒御影石
120×150×92 cm
700 kg

大きな石を8つに割った場合を想像すると、その原石の中に今まで存在していなかった面の構成ができる。それは想像上では存在するが具体的には見ることができない。そんな形に厚みを加え一つの原石から彫り出してみた。それに加えてその面にいくつか穴をあけたらどうなるだろうか、というのが今回の作品です。

第3回　雨引の里と彫刻

ピラミッドになりたい－GH-1
御影石
130×170×120 cm
2300 kg

第2回　雨引の里と彫刻

インサイドアウト FMGG
80×60×180 cm
2000 kg
銀河御影石（中国産）

第1回　雨引の里と彫刻

NSIDE OUT FSG-2
黒御影石
130×137×110(h)cm
700 kg




INSIDE OUT WSMG

黒御影石
180×80×160(h)cm




INSIDE OUT SSR

赤御影石
230×80×161(h)cm