齋藤さだむ

略歴 1948
長野県生まれ

1972.3
桑沢デザイン研究所・写真研究科卒業

1990.3
筑波大学芸術学系技官退職

1990.4-
Workshop「S+A」設立(フリー・フォトグラファー)
個展
1986
"展・筑波研究学園都市", クリエィティブハウス アクアク(つくば)

1988
"Incomplete City-Space", PSギャラリー(東京)
"Transient+Incomplete City-Space", つくばエキスポセンター(つくば)

1989
"TRANSIT ZONE ", ギャラリーFROG (東京)

1993.4
"ある日…。", カスミつくばセンター(つくば)

1996.2
"草木1996", プラザギャラリー(東京)

2000
"Last Details", クリエィティブハウス アクアク(つくば)

2004
"Memories・甘い檻の香り", Gallery MEMORIES(つくば)

2004.8
"甘い檻の香り", Contemporary Photo Gallery(東京)

2009.9
"transit zone", いわき市立美術館(いわき)

2010.3
"transit zone", アップ・フィールド・ギャラリー (東京)

2011.6
"観覧車 Observation Wheel", Gallery MEMORIES(つくば)
グループ展

1982
"The Image"展, 小西六フォトギャラリー(東京)

1982-'87
"15 Contemporary Photographic Expressions"展, 筑波大学大学会館ギャラリー(つくば)

1983
"Mail Art"展, 渋谷・西武百貨店(東京)

1987
"写真と立体展"二人展, Gアートギャラリー(東京)

1988
"Erg展", ポラロイド・ギャラリー(東京)

1989
"Art in Ibaraki 1945-1988", 茨城県近代美術館(水戸)

1990
"20×24インチポラロイドカメラ写真展", 国際花と緑の博覧会・写真美術館(大阪)
"MITO 10月展", 水戸芸術館(水戸)

1993.9
"写真1993展", つくば美術館(つくば)

1995.11
"写真1995展", つくば美術館(つくば)

1998
"写真の現在-距離の不在", 東京国立近代美術館フィルムセンター(東京)
"写真の未来学", エプソン イメージングギャラリー エプサイト (東京)

1999
"大辻清司と15人の写真家たち", 東京造形大学ギャラリー(東京)

2002.6
"ポラロイド写真の世界", ポラロイドギャラリー(東京)

2003.1
"植物から考える", 東京国立近代美術館(東京)

2003.1
"写真2003展", 茨城県立つくば美術館(つくば)

2004.4
"見えること 見えないこと"フォトギャラリー・シリウス(東京)

2005.11
"メランコリーな行方", Contemporary Photo Gallery(東京)

2006.7
"retrospective 1998-2006", エプソン イメージングギャラリー エプサイト(東京)

2007.8
"崩壊感覚", 東京国立近代美術館(東京)

2008
"雨引の里と彫刻2008", 雨引の里と彫刻実行委員会(桜川市)

2010.9
"ANBD",(韓国・台湾・日本・中国)

2011.1
"雨引の里と彫刻2011",(桜川市)


雨引の里と彫刻 2013




不在の光景 partII
写真
91.0×136.5cm ×3pieces
32.9×48.3cm ×6piece
21.0×29.7cm ×4pieces


サリン(ざりがに)が死んだとき、娘は涙を抱えながら墓を造った
ブラッキー(男猫)はある事件の後からは僕を信頼し続けてくれた
グレ(女猫)は死んだ子猫を取り上げてから、僕を終始嫌った
ジジ(雄犬)は、妻がみとる中、壮絶な最後を遂げた。



雨引の里と彫刻 2011  冬のさなかに






観覧車
写真
110×90cm ×2pieces
90×110cm ×1piece
60×110cm ×4pieces



雨引の里と彫刻 2008




ひかりのなかで
写真
80×80 (h)cm x12 pieces


展示空間エリアが毎回変わるこの展覧会で、私が選んだ場所は過去からの闇を感じさせる空間である。この場所に人工の光を導入する。パチンコ店の電飾光であり、打ち放しゴルフ場の水銀灯である。
草は雨水とともに赤く染まり、樹木は青く光を吸い込む。 三世の女性の顔は、それぞれのかたちそのものとなる。