略歴 | 1951 茨城県生まれ 1975 多摩美術大学彫刻科卒業 |
個展 | 1976 相馬画廊、水戸('95) 1990 ギャラリーSAZA、ひたちなか('92/'94) 1993 ギャラリーQ、東京('95) 1997 ギャラリーアンアダン、笠間 ギャラリーOPEN SESAME、那珂('00/'02/'04) 1998 ギャラリーなつか、東京 2009 ART WORKS GALLERY、水戸 ギャラリーしえる、水戸('16) |
グループ展 | 1980~ '03 |
雨引の里と彫刻 2022
紅葉の食卓
アクリル、木、塗料
150×230×120 (h)cm
一人テーブルに附くと、爽やかな風の色が舞い降り始めます。 紅葉の食卓には、空の色と木々のささやきが聞こえてきます。 秋の精たちが踊り始めるのでしょうか。楽しい宴の始まりです
紅葉の食卓・雨引にて
雨引の里と彫刻 2019
森の食卓
木、ステンレス
125×568×140 (h)cm
森の食卓へご招待。準備が整いました。どうぞお座りください。
新緑の木々と光のシャワーがテーブルを満たします。
太古からの風の色もささやき始めます。宴の開幕です。
雨引の里と彫刻 2015
桜の木と空を眺める
木、アクリルプレート
370×100×80 (h)cm
どうぞ、お座り下さい。桜の木と空を眺めましょう。 桜の木から垣間見る空を風の色が通り過ぎるでしょう。 4月の風景を想像してください。風の色がピンクに染まります。 空は、霞に包まれます。この椅子は、タイムマシーン。
雨引の里と彫刻 2013
風の色をみんなで眺める
木
1,500×120×95 (h)cm
ちょっとイスに腰を下ろし、風の色を眺めてみましょう。
昔の記憶がよみがえります。
木の葉のささやきが周りをおおいます。
風の色が通り過ぎるでしょう。
雨引の里と彫刻 2011 冬のさなかに
Black boxは風の色
陶、鉄、ステンレススチール、木
210×333×222 (h)cm
この黒い箱は、「風の色」を作る装置です。
あなたは、何色の風が好きですか。
隙間から覗き込み、上から眺めて、「風の色」を見つけて下さい。
あなたの「風の色」が、きっと見つかるはずです。
雨引の里と彫刻 2008
「風の色」のパズル
陶、鉄、ステンレススチール
4,000×20×110 (h)cm
いつの日か人影が途絶え、静かに時の過ぎる日々。
旧東飯田駅プラットホームには、刻まれた時間が過ぎて行く。
わずかな色が、風に乗せて、振り向きもせずそっと置いて行く。
風の色がパズルの様にさまよい、
遠くを見据えているのだろうか。
私は、プラットホームに足をとどめている。
雨引の里と彫刻 2006
Blackboxは風の色
木、鉄、ステンレス、土、陶、タイル
3000×3000 cm (6boxes)
1, 森の光を集める箱 69×69×110 (h)cm
2, 森のめばえの箱 145×145×70 (h)cm
3, 記憶をたどる箱 163×163×150 (h)cm
4, 太古の色を集める箱 138×138×120 (h)cm
5, 木を守る木の箱 110×110×240 (h)cm
6, 木を守る鉄の箱 102×102×200 (h)cm
第5回 雨引の里と彫刻
風の色は記憶の途中
木、L鋼
504×504×20 cm
1500 kg
第4回 雨引の里と彫刻
風の色(記憶の途中)
コールテン鋼、木、バーナー
500×25×25 cm
150 kg
雨引の里高久神社の境内に、そっとふく風。かつての栄華の痕跡を残して、今、静かに眠り続ける。それは、あたかも記憶の途中のような、優しい風。時には、激しい怒りの風。涙ぐむ風。そしてほほえむ風。昔の風の色が微かに見える。風の色は記憶の途中。
第2回 雨引の里と彫刻
風の色(人々のささやき)
650×300×35 cm
600 kg
木・鉄・鉛・マグネット・バーナー