略歴 | 1948 静岡県に生まれる 1969 女子美術短期大学造形科彫塑教室卒業 1970 同学専攻科造形専攻彫塑修了 |
個展 | 1999 ギャラリー青羅(銀座) 2001 日本橋三越 2002 ギャラリー・オカベ(銀座)('05 '07 '09) |
グループ展 | 1970 |
雨引の里と彫刻 2022
Root
赤御影石
105×100×115 (h)cm
75×95×80 (h)cm
雨引の里と彫刻 2019
Root
大理石
130×100×45 (h)cm
90×85×45 (h)cm
力強いエネルギーを持った植物の根に魅せられ、生命の根源をも
感じ、独自の発想で創造し続けています。
雨引の里と彫刻 2015
Root -radish-
大理石、アルミニウム
55×55×80 (h)cm
95×51×60 (h)cm
60×60×170 (h)cm
広い宇宙に太陽を回る地球と月がある。日々食する野菜はその恩恵を 受けて育ち、命を守るエネルギーの源となる。宇宙で生じるこの現象 により地球で生きるものの命は繋がれているのだと意識を強め、回転 していく野菜の制作をするに至った。
雨引の里と彫刻 2013
Root (carrot)
花崗岩、真鍮
110×110×330 (h)cm
一見するとロケットに見える物体は地球から宇宙に伸びる“逆さの人参”である。
その存在は無重力の空間において正常と言える。見方を替えれば“逆も真なり”である。
地に根を張り栄養たっぷりに育った根菜を、命を繋ぐエネルギー源と例えて表現している。
雨引の里と彫刻 2011 冬のさなかに
Venus
花崗岩、アルミニウム
80×80×360 (h)cm
子供の頃から夜空を見ることが好きだった私。
時空を超えて無限に広がる空間に旅したくなる。
生命体としての自分の存在を知ることができるような気がして・・・。
私と宙との距離を縮める乗り物であるロケットを形造る事によって、宇宙の旅人気分に夢を馳せる。