大槻 孝之



略歴 1957
茨城県に生まれる

1979
日本大学芸術学部美術学科卒業

2005
日本大学芸術学部教授

個展 1981
ルナミ画廊(東京)

1986
愛宕山画廊(東京)

1990
愛宕山画廊(東京)

1997
愛宕山画廊(東京)

2004
ギャラリーGAN(東京)

グループ展

1983
第4回北関東美術展(栃木県立美術館)

1985
筑波国際環境造形シンポジウム(つくば市)

1989
Party4(浜松町東芝ビル)
現代茨城の美術展(茨城県近代美術館)

1991
安田火災美術財団奨励賞展(東郷青児美術館)

1994
清瀬美術家展(清瀬市)

1996
サバイバルツール展(佐倉市立美術館)

1997
第2回雨引の里と彫刻展(茨城県大和村)
アジア美術展(韓国)

1998
現代美術の磁場(つくば美術館)

1999
第3回雨引の里と彫刻展(茨城県大和村)

2000
彫刻家たちのリトグラフ展 ギャラリーOM(横浜)

2002
Session 3 ギャラリー青羅(東京)

2003
第5回雨引の里と彫刻展(茨城県大和村)

2005
NEW HEAVY「自覚する鉄」5人の彫刻家による提案 CAP HOUSE(神戸)


雨引の里と彫刻 2022




ジグザグに空へ

500×7500×360 (h)cm


今回、この場所に作品を設置することに決めた理由は、この場所が車の 往来する道からの眺めと、川沿いの土手からの眺めの変化がとても面白く 感じたからだ。地形からインスパイアされた作品である。




雨引の里と彫刻 2019




雲の隙間

1000×900×270 (h)cm



雨引の里と彫刻 2015




昼と夜
コルテン鋼
250×140×270 (h)cm


加波山から雨引きにかけての山麓は、山の端と山ぎはが、せめぎあっ て豊かな曲線をつくっている。その山裾には田畑があり、直線に植え られた稲穂が山の曲線と対比を見せ、この山の曲線の魅力をさらに引 き出しているように感じる。


雨引の里と彫刻 2013




行く雲

950×200×250 (h)cm
850×200×270 (h)cm


学生の頃の記憶ですが、足が泥の中に埋まって身動きが取れないけれど雲は行く、という万葉集の歌がありました。
その人と雲との関係が美しく思え、それだけ覚えていました。
雨引きの里山で空を眺めていると、この時空を超えて雲(意識)は流れて行きます。



雨引の里と彫刻 2011  冬のさなかに




重力の森

鉄、水
2,000×1,200×320 (h)cm 5pieces


雨引の里と彫刻 2008




Circle

300×330×340 (h)cm


この作品は、実際に作品を設置する場所から発想を得て制作しました。
河川敷に立ってまず感じられるのは、空の大きさと、筑波山や加波山に囲まれた、広々とした田園風景でした。
これらの風景を作品の中に取り込むことで、その向こう側にあるものを顕現することができるのではないかと考えました。



雨引の里と彫刻 2006




春のヴェール

150×350×300 (h)cm
×3pieces


春の訪れを待ち望んでこの作品を制作した。
2ヶ月の会期が過ぎて日常の風景に戻った桜川の河川敷には、青々とした葦が茂り、さらさらと清らかな風が吹いている。



第5回 雨引の里と彫刻




迷宮の小径

700×200×160 cm
2000 kg



第3回 雨引の里と彫刻




方舟

300×350×300 cm
2000 kg



第2回 雨引の里と彫刻




Clossing
245×260×180 cm
1500 kg