岡 孝博



略歴
1970 広島県 尾道市生まれ
   東京藝術大学大学院 先端芸術表現専攻 素材と創造性 研究生修了

現在  新制作協会 会員

展覧会
1996〜
新制作展(東京都美術館,国立新美術館,京都市美術館,兵庫県立美術館,京都市京セラ美術館)

2002
個展 (なびす画廊/東京・銀座/ 02,04,06,07,10,13,14) 他4回

2002-03 
India-Japan Art Symposium (Indraprastha Park/India)  

2006
かたちがかわるかたち (川越市立美術館タッチアートコーナー/埼玉)

2007
Re-Act (広島市現代美術館/広島)

2009
大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009 (旧樋口邸/新潟)
取手ART PATH (東京藝術大学大学美術館,同大学付属図書館/茨城/2010)

2010
広島アートプロジェクト2010 (吉島公民館敷地 コンテナ内/広島)

2012
清瀬ゆかりの芸術家 収蔵美術品展 (清瀬市郷土博物館ギャラリー/東京)

2015
雨引の里と彫刻2015 りんりんロード (旧樺穂駅プラットホーム/茨城)

2017
Romanian&Japanese Book Art Exhibition (ギャラリー由芽のつづき/東京)

2018
仮構の空間/仮像の彫刻 (東京国立博物館 柳瀬荘/埼玉)

2019
アートグッズ/アートブック展(BankART Station /横浜)
平和と美術と音楽と 2019(旧日本銀行広島支店/広島)
雨引の里と彫刻2019 (旧大野美容室/茨城)

2020
アートアイランド東京 国際現代美術展(伊豆大島 小笠原/東京/2020-21,2011)

2021
ACTIV IN MIRASAKA PART2 (三良坂平和美術館/広島)
特別展 鞆鍛冶~船釘・錨の日本一~(福山市鞆の浦歴史民俗資料館/広島)
アートトワイライト御調(尾道柿園/広島)

2022
個展(Sankaku Gallery/広島・福山)
​37th Metal Works 2022(岡山県天神山文化プラザ/岡山)
雨引の里と彫刻2022(花の入公園 タイ友好交流センター/茨城)

2023
岡孝博 RAIL WORK 2015―2023(美術館あーとあい・きさ/広島)


受賞
1997
彫刻奨学金授与(公益財団法人 北野生涯教育振興会)

1998
湯川制賞(日本大学大学院 芸術学研究科 造形芸術専攻)

2000
新作家賞(第64回新制作展 彫刻部/東京都美術館)

2007
入選(新・公募展Re−Act/広島市現代美術館)

2009
作品プラン採用(大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009/新潟)

2011
新作家賞(第75回新制作展 彫刻部/国立新美術館)

2012
会員推挙(第76回新制作展 彫刻部/国立新美術館)

2021
入選(鞆、鉄のアート/福山市鞆の浦歴史民俗資料館)

2023
小林和作賞(美術振興小林和作基金/尾道)



雨引の里と彫刻 2022



タイの香
レール(鉄),擬宝珠(木)
530×770×50 (h)cm

2019年にタイに行った,首都バンコクとアユタヤだ。 花の入公園のこの施設に縁を感じレールとタイパビリオンの擬宝珠を 組み合わせタイの香を表現した。



雨引の里と彫刻 2019




美容室の風景
鉄(鉄道レール)、遺品(ミクストメディア)、その他
可変

美容室はもう使われない。この場所でたくさんの人が髪を整えてもらい爽快な気持ちでここを後にしたことを想像する。雨引の里を後にする時と同じ気持ちだ。レールと遺品を使い室内に爽快な風景の表現を試みる。



雨引の里と彫刻 2015




FAMILY 04

425×148.5×135.5 (h)cm

桜が満開の頃、旧雨引駅から樺穂駅まで私と子供二人で歩いた。 旧雨引駅をスタートし樺穂駅には約2時間後到着、途中で子供はスケ ッチブックに草や桜の花びらを描いた。その間、私は大自然を背景に クリ―ム色とオレンジ色の電車が走っている姿を想像した。筑波線に 立つ二人の子供の未来とりんりんロードの道のり、又、筑波線へのお もいを重ねられたらと想う。