田中毅



略歴
1951
宮崎県青島生まれ

1977
東京芸術大学大学院彫刻専攻修了

1984
現代のユーモア展(埼玉県近代美術館)

1985
第3回 神戸具象彫刻大賞展 《大賞》

1987
彫刻動物園 (栃木県立美術館)
第15回 長野市野外彫刻賞

1988
第3回 石のさとフェスティバル展 《牟礼町議長賞》

1989
第1回 横浜彫刻展 《入賞》

1991
パルタウン具象彫刻公募展 《優秀賞》
第6回 神戸具象彫刻大賞展招待参加 《優秀賞》

1994
第8回 現代日本具象彫刻展 《大賞》
第3回 倉敷まちかど彫刻展 《入賞》

1997
絵本&アートどうぶつえん展 (姫路市立美術館)
ふれあい彫刻展 (宮崎県立美術館)

2000
むし・虫・ワールド (群馬県立近代美術館)

雨引の里と彫刻 2011  冬のさなかに




水守
黒御影石
160×25×115 (h)cm


最近、沼の近くで制作しているのを機に、水をイメージした作品を作ってみた。
制作している内、自刻像を彫ってるように感じて来た。
見通しが良いように、心の窓を開けてみた。



雨引の里と彫刻 2008




周遊犬
御影石
40×60×40 (h)cm ×5pieces


祭りが近付いた。
大きなけやきの下では、自分たちも参加しようと、 神社や山を守る犬たちが、林の中から現れた。
いろんな犬たちが、木の回りを回って遊んでいる。
今度は、山車を引っぱるのを手伝ってもらおうかな。




第5回 雨引の里と彫刻




阿吽
御影石
80×30×50 cm (×2P)
400 kg (1P)


寂しそうに見えた祠に、英語のUとNからヒントを得た狛犬を置いてみた。
この祠は、僕たちが守っているぞという感じかな。



第4回 雨引の里と彫刻





黒御影石
51×82×126 cm
800 kg


人は、いろいろ自分に、何かしら行を課していることがある。インドの行者とか、僧侶などは有名だが、酒断ちとか、たばこをやめたりするのも一種の行なのかも知れない。子供の頃、家の前でお経を称えたり、近ごろでは、駅前などでの立行とか、そんな人のイメージを、形にしてみた。



第3回 雨引の里と彫刻




南風花
御影石
200×250×80 cm
1000 kg


風雨に耐え、熱帯の強い日差しと暑さにも
負けずに重々しく咲く花をイメージした作品が、
植林の中で、どんな感じで見えましたか?



第2回 雨引の里と彫刻




枯れ木も山の賑わい
45×55×80 cm
600 kg
黒御影石