略歴 | 1951 和歌山県和歌山市生まれ 1975 高松次郎塾に学ぶ |
個展 | 1977/78/79/90 田村画廊(東京) 1986/88 シブヤ西武工芸画廊(東京) 1992/94/97/98 ときわ画廊(東京) 1999/2003 ギャラリー檜(東京) 2004/05 ギャラリー環(東京) 2004 ギャラリーKINGYO(東京) 2005 ギャラリー悠日(宇都宮) |
グループ展 | 1975/77/83 |
第5回 雨引の里と彫刻
雨・彫・と・里・引・の・刻
漆喰、木、セメント、石、ブリキ、鉄
1000×1000×180 cm (8P)
900 kg (8P)
自分が関わる社会、特に身近である芸術社会をじっくり観察してみると、面白いことが多々感じられます。タイトルについて考えてみる。もしタイトルであった 『文字』 が作品に、作品であった 『物』 がタイトルになってしまうことや、その区別が無くなってしまうことを考えていると楽しくなって来ます。
第4回 雨引の里と彫刻
POSITION (unit, crust)
白御影石、アクリル塗料
86×194.5×45.86 cm 12自然写真職人 伊沢正名撮影のコケ、キノコをみる
2000年より、伊沢正名氏撮影のカビ、キノコ、コケの写真を、どのように、かつ楽しく見ていただくことのできる装置をつくり、小学校、菌の研究会、美術展、博物館等で発表しています。 今回は伊沢氏が6ヶ月間現場に通い撮影したコケ、キノコの写真を雨引の方々、そして”雨引の里と彫刻”展を訪れる方々に、楽しく見ていただけるよう装置を作り設置しました。
第3回 雨引の里と彫刻
「雨引の里と彫刻」観賞者の為の休憩所を設営する
白藤本休憩所サービス
白い椅子50脚・材木・白ラッカー
椅子 43×40×73 cm (×50P)
一脚 5.5 kg
ものを作って、誰かに見せる、そしてコミュニケーションがとれる、
そのことが楽しくて「作ること」を続けています。
自分で意識していなくても、その「作ること」が、ある時
芸術であったり、なかったりと、分けられてしまうことが
あります。経済的なところから考えれば、当然そうなっている
ことが必要なことと思われますが、それ以外の部分では
まだ、私には理解できないところがあります。
今回「雨引の里と彫刻」展では、その点をテーマとし、芸術と
そうでない、その境界線のようなところを作り出せたらと考えています。
第2回 雨引の里と彫刻
彫刻を見る
ベニヤ板・アルミ板・望遠鏡2台
"見る"という単純なことが 気づかぬうちに大きく変化をしているのではと思います。
バーチャル化が進み、現実と非現実の境界が 曖昧になってきている現在、人間の網膜に写る映像だけで現実、目の前にある物を"見た"との認識が、 ますます複雑になっていると考えています。
その"見る"ということを、私なりに整理することが表現の一部になればと考えています。