中村義孝



略歴
1954
茨城県に生まれる

1977
一陽展/東京都美術館(以後毎年出品)

1984
筑波大学大学院修士課程芸術研究科を修了

1985
第1回現代日本具象彫刻展/千葉県立美術館 千葉(第2回展にも出品)

1986
第1回ロダン大賞展 /美が原高原美術館 長野(第2回展にも出品)

1987
第22回昭和会展/日動画廊 東京(第23、24、25回展にも出品)

1989
現代茨城の美術展/茨城県近代美術館 茨城

1992
個展 ギャラリーオカベ/東京

1994
個展 ギャラリー日鉱/東京

1996
個展 ガレリア・キマイラ/東京
個展 いわき市立美術館/いわき

1997~'98
文部省在外研修員として渡伊/ローマ国立美術学校

1998
個展 ガレリア・コントラスト/ピエトラサンタ(イタリア)

1999
アート・ジャンクション99/ニ-ス(フランス)
個展 ギャラリーせいほう/東京
個展 ギャラリーオカベ/東京

2000
個展 METAL ART MUSEUM HIKARINOTANI/千葉県
佐野ルネッサンス鋳金展/佐野
ガント・フランダース・エキスポ/ガント(ベルギー)

2001
雨引の里と彫刻展/大和
7人の日本人作家展/ピェトラサンタ(イタリア)

2002
個展 ギャラリーオカベ/東京



雨引の里と彫刻 2006




雷神
ブロンズ、大理石
110×140×300 (h)cm


山懐にいだかれた場所で雷にうたれた樹を見つけました。その痕跡を見て、自然界のエネルギーの凄さに驚くと同時に、その瞬間を想像しました。


第5回 雨引の里と彫刻




天引きの塔
ブロンズ、石
80×80×250 cm
1500 kg


子供の頃から森に入って遊ぶのが好きだった。森の中を歩き回っていると、太陽や風や水が長い年月をかけて造った自然の造形物を目にすることがあり、その不思議な形に度々驚かされることがあった。今回の作品は自然の造形に少しだけ手を加えたものです。


第4回 雨引の里と彫刻




空・地・水
ブロンズ
2000×90×200 cm
300 kg


自分の手で原形を鋳造するようになってから25年ほどたちますが、いまだに失敗を繰り返しています。しかし、そのおかげで新しい造形の芽を見つけることもあり、毎回新鮮な驚きを持って制作をしています。今回展示した作品は、近年ずっと追い続けているテーマで、人間の体に機械のイメージを与え造形したものです。