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略歴 | 1967 栃木県に生まれる 1991 武蔵野美術大学造形学部彫刻学科卒業 |
個展 | 1995 アートスペースJYONAISAKA(栃木県益子町) 1996 ギャラリー・アン・アダン(茨城県笠間市) 2006 KYOHAN SIX GALLERY(栃木県益子町) |
グループ展 | 1988 |
雨引の里と彫刻 2008
道の記憶
黒御影石、鉛
Installation Size
その黒く傾いた建家は今は使われること無く、ひっそりと佇んでいました。その脇にあった小さなスペースには、草むらに埋もれて錆び付いたリヤカーが一台。聞くと、そこはかつて屋敷へ通じる馬の道だったそうです。そして私が作品を置くことでその道に新しい記憶が書き加えられる事を想像して、少し嬉しくなりました。
雨引の里と彫刻 2006
WeighingTheEarth(1気圧の偶然)
石
インスタレーションサイズ
ふと視点を変えると、突然自分のいる場所は変わらないのに、今まで見えてたものが全く違うものに見えたり、突然違う場所に来たような錯覚に襲われることがある。静かな気持ちの高なりを覚えることがある。あんがい真実は何気ない風景の片隅に転がっているのかもしれない。
第5回 雨引の里と彫刻
Weighing the Earth(ウシロノショウメン)
自然石
80×100×60 cm
1030 kg
寸法、重量は最大のもの、他4点はそれ以下。
「思索の対象としての石」
石の辺りをぐるぐる歩き回るうちに、私が確かめたいものはその中や表面だけにあるのではなく、その周りにもあることに気付きました。ふと、移ろいゆく季節や景色・人々の表情を、石の中から眺めてみたいものだと思いました。
第4回 雨引の里と彫刻
Weighing the earth (and myself)
黒御影石
100×330×20 cm
それぞれの石に重量を刻字
地球の重さを量るための錘です。私の立っているこの地球の事を想像するきっかけになりはしないかと思います。この作品をたくさん作ったら地球の重さを感じられるのかな?なんてバカな事を考えてみたりします。この石と引力で引きあっている訳で、日常の物全て同じように関係しあっている事にも気付かされます。
でも、たくさん作りすぎると今度は錘自身が地球になってしまうのだけれど・・・