中村ミナト



略歴
1969
武蔵野美術大学彫刻科卒業

1968
第13回日本国際美術展

1980-'86
浜松野外美術展

1981-'98の間に11回の個展/ときわ画廊

1993
湘南ひらつか野外美術展/大賞受賞

1995
個展/愛宕山画廊

1996
CONTAINER96 Art Across Oceans/コペンハーゲン

1997
第17回現代日本彫刻展

1999
我孫子野外彫刻展99/我孫子

2001
A Shriek from an Invisible Box/目黒美術館

2002
東日本一彫刻/東京ステーションギャラリー


雨引の里と彫刻 2011  冬のさなかに




Tornado
アルミニウム
a: 260×200×187 (h)cm
b: 203×170×112 (h)cm


渦巻を見ていると、引き込まれそうな恐怖を感じます。
たとえば渦潮や、竜巻や、人の渦。
それらの大きなエネルギーを形にしました。



雨引の里と彫刻 2008




風と箱
アルミニウム
400×400×120 (h)cm


「風と箱」
これは風の箱である。遥から吹く風を捕まえようと思った。いくど掴んでも跳ね返り逃げていく風。もうこの黄色い箱に収めようとするのは止めよう。山にでも平原にでも、好きなところに行くがいい。



雨引の里と彫刻 2006




green of green
アルミニウム
700×700×370 (h)cm


どんな場所にしようかと探していたら、青木神社の石の鳥居に出会いました。この神域への入り口にじっと佇んでいたとき、参道に続く静寂をたたえた鎮守の杜に、色賑やかに彫刻を祭ろうと思いました。


第5回 雨引の里と彫刻




water meets land
アルミニウム
230×1000×160 cm
300 kg


地と水の接するところを選びました。晴天、曇天、雨天、強風、豪雨と、日によって水面は色々に変化し、そしてその水際にはエネルギーが凝集し震動します。このエネルギーを証明するものを作りたいと思いました。