月下点-06

ステンレススチール
52×60×300 (h)cm

「月下点」とは月を天頂に戴く地点のことで、回帰線より北に位置する日本には本来存在しません。ましてやこの会期中、月の上がる角度は夏至に向けて徐々に低くなって行きます。ただ、設置された「場」の印象では月は真上に昇ります。作品はその月に向けて宿りを乞う「目印」です。