音のかけら-無人駅にて

鉄、ゴム、ウレタンフォーム、木の実
186(φ)×71.5 (h)cm /Table
47.1×45×85 (h)cm ×4pieces/Chair

殺風景な無人駅の待ち合いには誰もいなかった。
列車を待つ間、自分の足音と息づかいだけが空しく響いていた。
待ち合いの機能を持たせながら、人の気配を暗示させる物と音がほしいと思った。
それは音を鳴らすことができるテーブルと椅子となり、この駅の待ち合いに集まる人々とのコミュニケーションを持つこととなった。