垂直線上の刻


15×15×360 (h)cm ×2pieces

木々に囲まれたこのひっそりとした空間をどう把握したらよいだろうか。
時の刻みのように溝を入れた2本の鉄の角管をある距離をおいて垂直に立てる。
2つの垂直軸の空間関係に此方と彼方の時の隔たりの感覚が生まれる。
最小限の表現で場の把握と異化を試みた。