春を待つ峰



花崗岩
185×100×120 (h)cm

幼少の頃、長期の休みになると岩瀬町の祖父母の家に親戚中で帰省していた。冬の雪の白と夏の草木の緑、劇的に変化する里の風景の中を従兄弟の皆と走り回っていた。当時の幸せな日々と同じ優しい光を浴びながら、雨引きの山々は優美な姿で今日も佇んでいる。