木、鉄
R: 182×55×182 (h)cm
L: 200×200×200 (h)cm
彫刻に使用される素材そのものには様々な事柄と歴史がある。
今回使った木は訳あって伐採された我家の桜です。
長い間私達の営みと木との調和が無理なく過されてこられたのに、もうその美しき花をみる事はできない。
無情の刹那を感じつつ幹から枝までを集めて内なるもの外なるものをみせながら、でき上がった木の花です。
木、鉄
R: 182×55×182 (h)cm
L: 200×200×200 (h)cm
彫刻に使用される素材そのものには様々な事柄と歴史がある。
今回使った木は訳あって伐採された我家の桜です。
長い間私達の営みと木との調和が無理なく過されてこられたのに、もうその美しき花をみる事はできない。
無情の刹那を感じつつ幹から枝までを集めて内なるもの外なるものをみせながら、でき上がった木の花です。
花崗岩
120×110×215 (h)cm
石灰石
79×73×146 (h)cm
私の作品は四角い石の外形を極力残し、内側を自由な形で空間・量を作ろうとした。その意図は外側の幾何形態と表面及び内側の有機形態のバランスを求めた。手を加えてない部分に着色、彫った部分は素材の色で残し、そのバランスを強調しようと試みた。
丸太、陶ブロック、単管
800×800×1,200 (h)cm
北関東の冬の夕暮れは早い。幾日、ひとり低く赤い太陽を眺めたことだろう。
零下30度に育った私には雨引の冬は優しく穏やかで親しげだ。
私は、透明な空気のなか田畑を守る竜神をここに立てたいと思った。
樟
600×650×700 (h)cm
深い所から見上げてみた。
黒御影玉石、本小松石
145×112×110 (h)cm
110×43×75 (h)cm
削岩機(ドリル)で石に穴を開けていきます。それぞれの穴は、石の中心で繋がっていきます。惑星の一部だった硬い石は、穴が貫通する度ごとに、段々と呼吸を始めます。その硬い石の中で生き返った森のカタチを、ひたすら発掘するのです。
大理石
110×120×176 (h)cm
石を彫る
その瞬間から石の存在は曖昧になってゆく
石は僕の力を呑み込みながら
その質量を徐々に減らす
力と時間が重なり合い纏わりつく痕跡
やがてその集積が溢れ出し塊化してゆく
そこから、僕の仕事が始まるのだと思う
躯をもちはじめた石の確かな存在を感じたい
※ 作品名の中の「躯」は「身區」を使う、 ※ 作品名の中の「V」はローマ数字の5
鉄
[90-120]×[90-120]×[50-60] (h)cm ×6pieces
1人の女性が土を掘り返し、作業をしていた。何をしているのか尋ねると「オニムシがねえ」と。
「オニムシ?」傍らに置いてあったバケツの中を覗くと、カブトムシの白く透明な幼虫がてんこ盛りになっていた。
私はドキッとした。思春期の少年の性器のようなエロチシズムを感じたのだ。
落ち葉の積もったこの場所は、幼虫にとって、心地良い温かな寝床なのである。
この出来事が今回の作品のモチーフとなった。
灰色花崗岩
160×160×235 (h)cm
追うプリニウス · 逃げるプリニウス
アルミニウム、木杭
2,700×60×160 (h)cm
陶、鉄
200×1,645×250 (h)cm
白御影石
110×148×185 (h)cm
アルミニウム
a: 260×200×187 (h)cm
b: 203×170×112 (h)cm
渦巻を見ていると、引き込まれそうな恐怖を感じます。
たとえば渦潮や、竜巻や、人の渦。
それらの大きなエネルギーを形にしました。
花崗岩、アルミニウム
80×80×360 (h)cm
子供の頃から夜空を見ることが好きだった私。
時空を超えて無限に広がる空間に旅したくなる。
生命体としての自分の存在を知ることができるような気がして・・・。
私と宙との距離を縮める乗り物であるロケットを形造る事によって、宇宙の旅人気分に夢を馳せる。
陶
201×60×68 (h)cm
73×54×50 (h)cm
御影石、鉄
242×242×145 (h)cm
石を分割する鉄の板はそのまま作品が置かれた空間をも分割する、場所に直接かかわることで今まで見ていた風景にほんの少し緊張感が生まれる、存在する位置や時間によってイメージはさらに変化し、記憶の中の風景がまた交叉する。
木、大理石粉、自然光
280×280×280 (h)cm
42×240×400 (h)cm
冬から春へと向かういま、光は日に日にその強さを増し新しい季節の訪れを予感させる。
早春の光を全身に感じながら、その先にある希望へとまっすぐに歩みを進めてゆく。
この林に光が差し込むとき、その一瞬の光により作品は完成する。
黒御影石
117×110×185 (h)cm
本小松石
65×85×76 (h)cm
95×90×80 (h)cm
気になることを
器に満たして
木に生らしてみたら
気にならなくなった。
木、ステンレスメッシュ
160×264×200 (h)cm
桜の木の下、あずまやにある大きな鳥カゴ。誰のものかと思うけどそんなことはどうでもいい。
ただ、さっき鳥が飛びたったのを見ただけだ。
今あるのはそのまんまの鳥カゴと私。何もなかったかのように佇んでいる。
黒御影石
650×95×25 (h)cm
黒御影玉石、本小松石
145×112×110 (h)cm
110×43×75 (h)cm
削岩機(ドリル)で石に穴を開けていきます。それぞれの穴は、石の中心で繋がっていきます。惑星の一部だった硬い石は、穴が貫通する度ごとに、段々と呼吸を始めます。その硬い石の中で生き返った森のカタチを、ひたすら発掘するのです。
木材、プラスチック、鉄
107.1×100×150 (h)cm
175×95×215 (h)cm
逆立ちの苦手な人に逆立ちしてもらうための作品です。
両腕を上に伸ばし、天井を支えるように立ってください。
写真も撮れるように覗き窓をつけました。
白御影石
900×900×17 (h)cm
観覧車
写真
110×90cm ×2pieces
90×110cm ×1piece
60×110cm ×4pieces
陶、鉄、ステンレススチール、木
210×333×222 (h)cm
この黒い箱は、「風の色」を作る装置です。
あなたは、何色の風が好きですか。
隙間から覗き込み、上から眺めて、「風の色」を見つけて下さい。
あなたの「風の色」が、きっと見つかるはずです。
鉄、水
2,000×1,200×320 (h)cm 5pieces
羊毛、ゴム紐、ピン
1,000×800×500 (h)cm ×4pieces
羊毛の繊維が絡みあい、広がって、まるで細胞が増殖するように一枚の布になる。
やわらかく形のない布は、壷を包めば壷の形に、身体を包めば身体の形になる。
何にでもなる可能性があるこの布を、引っ張り、ねじり、結んで、雨引の里の「風」を包んでみたい。
鉄、サイザル麻ロープ
L:180×160×500 (h)cm
R:150×140×510 (h)cm
二基一対・展示サイズ可
高久神社の境内をよく見ると大小様々な摂末社がある。いずれかに地主神も祀られているはずだが、今では一つとして建立の時期も由来も判らないと聞いた。まして、私がここに彫刻を作った事など人の記憶からすぐに消え去るだろう。儚くも尊い今を共有したい。
鉄
150×150×75(h)cm ×4pieces
白花崗岩
190×110×218 (h)cm
黒御影石
160×25×115 (h)cm
最近、沼の近くで制作しているのを機に、水をイメージした作品を作ってみた。
制作している内、自刻像を彫ってるように感じて来た。
見通しが良いように、心の窓を開けてみた。
陶、鉄
1,600×700cm (installation size)
91×91×[104-210] (h)cm ×6pieces
扇沼のわきの林の中に6本の陶の筒を立てました。筒は内側の水平面に水位によってあるイメージを形づくります。例えば筒の1つは上から、<円、ホワイト・マウンテン・サクシフリジ、舞子横顔、人胎児4週、耳、かたつむり、レール断面>となっています。
稲田石
100×6,000×120 (h)cm
※ 作品名の中の「II」はローマ数字の2
花崗岩
180×130×90 (h)cm
漆、鉄、麻布 他
160×156×350 (h)cm
160×280×139 (h)cm
木立の中に風が舞い降り、また立ち去ってゆく。
寒さにふるえる木々や鳥たちは、まるで何事もなかったかのように素知らぬ顔をしているけれど、通り過ぎる風の痕跡はいつも新しい風景を描き続けているのだ。
ステンレススチール
300×60×150 (h)cm
ステンレススチール
420×420×140 (h)cm
高い空から木立の奥深くまで光が差し込み、足下の落ち葉を照らす。
生い茂った緑に阻まれて夏には届かなかった光が、林の隅々まで行き渡る。
冬の雑木林は光に満ちている。
鉄
箱: 100×100×200 (h)cm
四角柱: 15×15×907 (l)cm
地中部分: 115 (d)cm
黒体 1101
黒御影石
86×66×258 (h)cm
地表、1.29mの圏界面。
衣服、靴、カバン、コード、針金等
70×87×167 (h)cm
白御影石、木
400×350×120 (h)cm