表装

表装
黒御影石
110×120×180 cm
6000 kg

ものと空間とを識別する存在するかしないかのギリギリの所を表装と言うならば、
むくである石は表装のかさなりから成り立っていると見ることが出来ます、
とらえようによっては表装とは存在するかしない刹那であると感じています、
空間の中に石が置かれた場合、質量から見て、石が実在としてとらえられますが、
石をかりに空間にたとえるならば、石と外がふれ合う刹那的空間は、
宇宙のはての様に想像できます、人智が決めている空間と実在とは、
本当は、二限性では語れないものかも知れません。