集雨塔

丸太、陶ブロック、単管
400×400×1200 cm
3000 kg

いつも場の気配を読むことから、私の仕事は始まります。
遠く霞む筑波山を背にした雑木林の一角に、天の気を地に導きつなぐ、憑代(よりしろ)を立てたいと思います。
雨を引く里の天の気。雨を集めるイメージを塔状の彫刻に作りたいと思います。
願わくば、そこに眼には見えない、大いなる何かが気配されることを期待して。