狭間(はざま)

白御影石
90×120×170 (h)cm

一般的に狭間とは、物と物との間の狭くなった所の意味です。
空間として考える狭間とは逆に、一個体の石を極限まで削り込んで行くと空間と空間とを隔てる薄い質量の狭間が出来上がります、空間である狭間も実在としてのそれも極小に向かって想念してゆくと、同等であることに気が付きます。