雨引く里の竜神の塔

丸太、陶ブロック、単管
800×1000×1600 (h)cm

羽田山の南に向く斜面からは、遠く富士まで広がる関東平野の田や畑の景観の西に、赤く美しい夕日が沈む姿が印象的です。
山々の縁(へり)、平野の始まるこの稲作の地に、雨を護る馮代(よりしろ)としての竜神の塔を作りたいと思います。
私の彫刻にはいつも、目に見えない、大いなる何かが気配される願いを内包しています。